実機採寸の必要性
「AgriBus-AutoSteer」 は既存のステアリングホイールを取り外し、モーターと専用ステアリングホイールを取付けて操舵装置を動かします。本件で「取付用金具」と指し示すのは、ステアリングシャフトにモーターを装着するための部材と、モーターを固定するための部材の組み合わせのことです。
機種ごとにパネル等に代表されるステアリングホイール周辺のつくりは異なります。そのため、機種ごとに専用で製作する必要があり、実機採寸を行わなければなりません。2020年春から「AgriBus-AutoSteer」販売開始のため、様々な機種に取り付けるためにはまだまだ実機採寸が必要な状況です。
実際のモーター及び取付用金具
(モデル:クボタMR800〜1000シリーズ)
モーター本体(裏側)
ステアリングボス(モーターとステアリングシャフトを繋ぐ)
固定金具①(モーターだけが回らないように固定する金具)
固定金具②(モーターだけが回らないように固定する金具)
それぞれを所定の位置に仮付
モーターとステアリングボス
モーターと固定金具
機体に取付した状態





※ 注意!
固定金具は機種により異なります。
今回事例として表示しているのは「クボタ社製M R800~1000シリーズ」仕様です。
固定金具の形状、取付け方は機種により異なりますこと予めご了承ください。
実際の採寸方法
クボタ社製M R800~1000シリーズ

内装


ステアリングホイールとパネルの取り外し


この状態で採寸を行います。
- ステアリングシャフト
- 固定金具取付位置
この二点を中心に計測を行います。
合わせて、どの位置にどの様に固定金具を装着するか、という点も検証いたします。
必要な事前準備
固定金具製作及び実機採寸業務は、提携企業に委託しております。
ご注文後、提携企業より採寸日時を打ち合わせる連絡が入ります。
そこでは採寸日時と場所を調整して下さい。
採寸前にご準備いただくことは以下の通り
- ステアリングホイールを外す、もしくは取り外せる状態にする
- 倉庫・格納庫など採寸できる状態にする
※ 注意!
仕様や使用年数などでステリングホイールが取り外し困難な場合があります。
取り外しを整備工場などの事業者にご依頼いただくことが必要となる場合もございます。
予めご了承ください。
ご注文後、提携企業との打ち合わせ前に弊社にお伝えいただきたい情報は以下の通り
- 取付ご希望トラクターの名称・仕様
- トラクターの画像
- 外観
- 銘板
- 内装(数カ所)
以下、画像事例
外観(モデル名・型式などが視認可能な状態)

機体銘板(コーションプレートなど)

ステアリングホイール付近全容

ステアリングホイール正面(詳細)

ステアリングホイール左側面(詳細)

ステアリングホイール右側面(詳細)

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